シロクマの事情
Zeiss Ikon / Elmarit 90mm F2.8 / FUJICHROME ASTIA100F
札幌市中央区円山動物園 2009年3月28日撮影
ストックフォトから
円山動物園のアイドル、ホッキョクグマのツインズ、イコロとキロルが、
今月21日に札幌を離れ、二人そろって一時預かり場所の帯広動物園へ行ってしまうことが、
先月末発表されました。
野生の場合、小熊の母離れは生後2年頃ということなので、
ママ熊ララとツインズのことを思うと、ちょっと心が重いのです。
だって、まだ二人は1歳2ヶ月。お母さん大好きな子供です。
なぜ子離れを急ぐのかというと、ララをまた出産させるため。
現在ホッキョクグマは絶滅危惧種であることから、
動物園のみなさん、繁殖の使命感を持ってのお考えなのです。
一時的な預かりというのは、現在海外に婿入り場所を探しているので、
おそらく、決まり次第、帯広から旅だってしまうのでしょうね。
ずっと札幌のアイドルではいられないことは、誕生したときからわかっていたけれど、
急な発表だったので、私もちょっとショックでした。
ちなみに、ツインズが帯広へ行くことになり、
これも一時的ですが、大好きピリカ(ツインズの姉)が札幌に戻ってくるようです。
ただし、ララとデナリのペアリングが確認されれば円山の熊屋敷は閉鎖されてしまうので、
なかなか会う機会は少ないかもしれません。
以下、ツインズを授かった頃のララ&デナリ夫妻。
出張中のデナリは釧路の側室(?)クルミとのペアリングが無事成功。
あとは、ツヨシ、ピリカ、ツインズの異母兄弟の出産を祈るのみ。
(ただし、ホッキョクグマの繁殖は、とても難しいらしい)
Zeiss Ikon / Biogon T 2/35 ZM / KODAK GC400
札幌市中央区円山動物園 2008年3月20日撮影
ということで、実は女子だったツヨシは、秋田にお嫁入りが決定。
そして、
パパ・デナリは、今後ツインズが帯広に引き取られた後、円山のララのところにもどってくるらしい。
ララもデナリも、それから他のシロクマたちも、
大勢の人間から子づくりを期待されて、なんだか、ちょっとお気の毒。
Canon AE-1 / FD 50mm F1.4 / KODAK GC400
札幌市中央区円山動物園 2008年3月20日撮影
でも、ベイビーはやっぱり楽しみだから、
がんばってね♪
そうそう、以前釧路からデナリの側室候補としてやってきたサツキは、デナリとの繁殖を諦め、
旭川の新たな伴侶の元へ今週末行ってしまうようです。
デナリとの相性は最悪だったサツキ、
今度の旦那さまとは気が合えばいいですね ^^
それにしても、道内ホッキョクグマの大移動、すごいなぁ~
私もツインズにさよならとありがとうを言いに行きたいけど、
とりあえず、まずは雪まつりです。
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by rpn-rierie
| 2010-02-04 08:50
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